おくすりの飲ませ方 ~乳児・シロップ編~

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赤ちゃんはお母さんからのプレゼントとして

免疫力をもらって生まれてきます(母子免疫)。

この免疫力はおよそ生後6か月程度まで続くとされていますが、

もちろんすべての病気に対する免疫があるわけではなく、

生後6か月以内であっても風邪を引いたりする子もいます。

乳児だからといって、おくすりとは無縁ではないのです。

 

ママにとっても初めておくすりをあげる時は不安がたくさんありますよね。

そんなおくすりデビューに少しでも参考になれば、と思い、

ポイントを書いていきたいと思います。

 

 

シロップ剤

液体状のシロップ剤は比較的飲ませやすい剤型です。

 

少し前までは、おくすりのボトルについている目盛りいくつ分ずつ、と言われることが多かったですが、

最近では、計量カップやスポイトなどで測って服用してもらうことが多いので、

おくすりをもらう時は何でどのくらい測るのか、必ず確認しましょう。

 

 

 

サラサラした液体であれば、哺乳瓶の乳首に入れて吸わせることで、

お子さんのペースで服用することができます。

 

とろみのある液体や、

懸濁液と言われる沈殿のある液体(よく振ってから飲むように言われるもの)は、

乳首だと詰まってしまうことがあるので、スポイトやスプーンで

お口の中に入れてあげると飲ませやすくなります。

スポイトやスプーンの場合は、一度に多くお口に入れてしまうと吐き出してしまうので、

少しずつ確実に飲めていることを確認しながらあげると良いです。

 

おくすりをあげた後は白湯でお口直しをしてあげましょう。

お口直しにミルクをあげるのはあまりお勧めではありません。

なぜかというと、ミルクは小さいお子さんには唯一のエネルギー源です。

おくすりの味が混ざることで、万が一ミルクが嫌いになってしまったら…

栄養を摂取できなくなってしまうからです。

 

また、ジュースでのお口直しも注意が必要です。

特に抗生剤は相性の良い食品・悪い食品がはっきりしています。

相性の悪いジュースだと、苦みが出てしまったりすることがあるので、

ジュースやスポーツ飲料でお口直ししても良いかどうか、

薬剤師さんに聞いてみましょう。

 

 

上手におくすりが飲めたら、しっかり褒めてあげることもとっても大切です。

たとえ言葉が通じない赤ちゃんでも、ママの笑顔や雰囲気は感じ取れるもの。

ママが笑顔で褒めてあげると、赤ちゃんにとっても嬉しいことに感じるのです。

 

 

 

#きりんでん    #薬の飲み方